お米不足が深刻です

2025年3月7日

2025年、お米が足りなくなる？家計を直撃する「米不足」の現実

「お米が足りなくなる」という話を耳にすることが増えましたが、実際にどうなのでしょうか？

2025年に「完全な米不足」に陥るかどうかは定かではありません。しかし、2024年の影響を引きずり、「手に入りにくくなる」可能性が高まっています。

✔ 在庫が減っている：2024年の米不足を受け、多くの農家が持つ在庫が減少。市場に出回る量が限られる。
✔ 異常気象の影響：豪雨や干ばつなど、気候変動による収穫量の減少リスクが高まっている。
✔ 農業の縮小：人口減少や高齢化で農家が減り、米の生産量そのものが低下。

こうした要因が重なり、2025年には「お米が高くなる・手に入りにくくなる」可能性があるのです。

すでに2024年後半から米の価格は急上昇しています。

📌 スーパーでの販売価格（2025年2月時点）
・5kgあたり 3,829円（1年前より 1,811円（約9割増））

この価格上昇は、家計に大きな負担を与えています。「お米は毎日食べるもの」だからこそ、少しの値上がりでも家計への影響は大きくなります。

お米の価格が高騰している背景には、以下のような問題があります。

🔸 在庫不足：2024年の米不足の影響で、流通しているお米の量が減っている
🔸 気候変動：台風・猛暑・長雨などで収穫量が不安定に
🔸 農家の減少：高齢化や減反政策の影響で生産量が減少
🔸 需要と供給のズレ：海外からの輸入米も高騰し、国内産米の需要が増加

これらの要因が重なり、価格が上がり続けているのです。

政府も米不足の対策として、備蓄や生産調整を進めています。

✔ 最低限の供給を維持するため、100万トンの備蓄を確保
✔ 2025年の主食用米の生産量を2024年と同じ 683万トンに設定
✔ スーパーの在庫量を引き上げ、需給の安定を図る

しかし、これらの対策だけでは「価格の高騰」や「流通の不安定さ」を完全に防ぐのは難しいと考えられます。

「お米が手に入りにくい・価格が高騰する」という状況に備え、私たちができることを考えましょう。

💡 賢いお米の買い方・備え方
✅ 買いだめしすぎない：価格が変動しやすいため、一度に大量購入するのはリスク大
✅ 玄米で保存する：白米よりも保存期間が長いため、いざというときに安心
✅ お米の代替食品を取り入れる：雑穀米・もち麦・玄米粉などで食生活の幅を広げる

お米不足の影響を少しでも軽減するために、日頃から賢い買い方を意識することが大切です。

当店でも、この米不足の影響を受けており、すでにお米の仕入れが厳しくなっています。
特に 無農薬・無肥料のお米は、生産農家が限られているため、在庫の確保が難しくなっています。

そのため、お客様には以下の点をお願いしております。

✔ 必要な分を計画的にご購入いただくこと
✔ 販売状況を事前にチェックしていただくこと（入荷情報は随時お知らせいたします）
✔ 米粉を使った代替食品の活用（当店のレシピ配信もご活用ください）

今後も安定供給に努めますが、状況が変わる可能性がありますので、ぜひ早めのご準備をお願いいたします。

2025年に「お米がまったく買えなくなる」わけではありませんが、手に入りにくくなったり、価格が高騰したりする可能性は高まっています。

📌 今後のポイント
✔ 2024年の影響で在庫が減少し、供給が不安定に
✔ 気候変動・農家減少で、米の生産量が低下する可能性あり
✔ 価格はすでに9割上昇し、家計への影響が深刻化
✔ 当店でもお米の仕入れが困難になっているため、計画的な購入を推奨

私たちの食卓に欠かせない「お米」。

少しずつでも、備えを意識することで、今後の食生活を安心・安全に守ることができます。

当店でも引き続き、最新情報をお届けしながら、お客様の食卓をサポートしてまいります！

ぜひ、今後の状況についてもチェックしてください。